幻ラーメン

店頭の両脇にたたずむ旗が

記憶の中揺れもせず

不気味に存在感を放っている

 

その姿はまるで俵屋宗達風神雷神図の様であり

来た物を二度と寄せ付けない緊張感を漂わせていた

 

今日新宿で自転車に乗った厚化粧のお化けを目撃しました。

 

そしたら久しぶりに幻ラーメンのおばちゃんのものすごい化粧、

中世フランス貴族の様な身なり、

どうにも不味くて残してしまったラーメンを思い出し、

この思いを共有したく、パソコンにて検索しました。

 

結果、”まずい” のかませ犬であり、マシンガンの標的であり、悪態の終着点であり、蜂の巣めった打ちでした。

しかし調べて行くうちにその”まずい”という言葉がみるみるさわやかさを増し清々しささえ覚えました。

 

これ程”まずい”と皆が口を揃えて訴えた食べ物屋さんがあったでしょうか。

言いたい事も言えない世の中に光をまといて舞い降りて来た天使、”マズい”。

 

風がそっと吹いて、ブカブカの学ランを着た僕をあなたが笑って見ているところ、若葉の匂いとともにすり抜けて行きました。

ブログを書くまでなかなか心が揺れない僕もこれだけは載せとかないと死んでも死にきれません。たとえ明日になろうとも心は昨日です。


残念ながら現在お店はありません。タイムマシンを持っている人は西暦2000年にダイヤルセットして行ってみて下さい。現原宿の餃子楼とチャオバンブーの間にあります。できれば写真をお願いします。

 

評価

 

豚骨度:1

具度:1

不味い度:10

おばちゃんの強烈度:10

衣装:10

化粧:10

笑って食が進まない:10min

食後に出て来たみかん:2粒

話題性:0

 

総合評価:42点10min2粒

 

 

ラーメン
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おまち!
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コメント: 2
  • #1

    (火曜日, 03 6月 2014 14:59)

    似てる

  • #2

    すたすみ (火曜日, 05 12月 2017 21:30)

    ええ、確かにここは異様な空間でしたね。店員全てが寺山修司的なキャラだったような気がします。